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ネギを背負って投資とゲームする鴨

最近読んだ本 ”世界のエリート投資家は何を考えているのか”

 最近、amazonで”世界のエリート投資家は何を考えているのか”というタイトルの本を買いました。(著者:アンソニー・ロビンズ 、監修:山崎 元、翻訳:鈴木 雅子) 

”世界のエリート投資家は何を考えているのか(青本)”と”世界のエリート投資家は何を見て動くのか(赤本)”の2冊類似した本がありましたが、レイ・ダリオのポートフォリオを知ることが出来るということで、青本のみを購入しました。

  この本の著者であるアンソニー・ロビンズは、コーチングという分野(自己啓発系?)で有名な人らしいです。以下は、Youtubeで見つけた動画です。

Why we do what we do | Tony Robbins - YouTube

  かなり暑苦しい感じの人で、日本では松岡修造に相当するのではないでしょうか?(多分違う

 

 で、本の中身はというと、以下のような構成でした。(個人的な解釈を多分に含む)

(1)投資することの意義(動機付け)

 まず、人生においてお金は大事という話から始まります。金が無ければ、金に縛られる人生となる。それを避けるには、マネーゲームに勝てばよい。富裕層でない一般人でもそれは可能と説きます。

(2)マネーゲームに勝つためのルール

 マネーゲームで勝つには、①元手を準備すること、②複利の力を活かすことが重要。手数料は、この②複利の力を蝕んでいくということを説明してくれます。

(3)具体的な投資手法

 投資を始める前に、自分がどれ位の金額を必要としているか把握すべきと説き、その金額を計算する式の提示があります。自分の場合は、8000万円位あれば十分かなと思いました。

 更に、大体の人はリスク許容度が高くない(5割の損失が出て平気な人はいない)から、投資する際は損失を少なくコントロールする必要がある。それには資産配分が重要だと説き、具体例としてレイ・ダリオが一般投資家向けにアレンジしたポートフォリオを紹介。(下リンク参照)

All Seasons Portfolio – Portfolio Charts

The Low-Risk “All-Weather” Portfolio

 といった本の構成でした。(コーチングと同じような構成なんだと思います。おそらく

 また、この本では、富裕層や無名・著名投資家に加えて著者自身や友人の投資にまつわるエピソードを複数交えた内容となっていました。(ちなみに、著者は若い頃貧乏だったけど、今は相当な金持ち

 

 個人的には良い本だったと思います。この本を読んで、自分が資産運用を始めたのは間違いでは無かったと再確認でき、自分の投資手法についても考え直す良い機会になったと思います。