個別株の売却:インテル(INTC)、ゼネラルエレクトリック(GE)
そろそろ株式市場の先行きが怪しいなと思っており、6月に個別株ポジションを縮小しました。具体的には、INTCとGEの保有株を全て売却しました。INTCは利益確定、GEは損切りとなりました。
INTCの売却理由
1) Core iシリーズ発売以来、PC用CPUとしてインテル1強時代が続き、殿様商売状態でしたが、AMDが発売したRyzenがそこそこ存在感ある(Athlon 64 X2以来?)ので、インテルCPUには価格下落圧力かかっている。
2) 10nmプロセスの進捗に関して、良いニュースが入ってこない。
3) 10nmプロセスCPUが発売される頃(2019年見込み)には、米国株式全体が暴落している可能性がありそう。
GEの売却理由
1) GEの業績回復よりも米国株式が暴落の方が早く起こりそう。
2) 保有金額が大きくないGEの株価で一喜一憂するのに疲れた 。
今後の予定(個別株)
現在、個別株で保有しているのはゲーム会社銘柄のアクティビジョン・ブリザード(ATVI)のみとなりました。ATVIはもうしばらく様子見しますが、不安な点はあります。
ブリザードは、鳴り物入りで2016年5月に発売したオーバーウォッチが、正直なところ成功とはいえない状況で、5年後に人気タイトルとして残っているかと言われると微妙だと思います。一方、マイクロトランザクションシステム(アイテム課金等)で現状はそこそこ稼げてるとは思いますが、オーバーウォッチは今後、重課金ユーザー離れが起こらないかやや不安。
アクティビジョンも、2017年9月発売のDestiney 2は前作と比べるとパッとしない印象。ただし、今年10月発売予定のCall of Duty: Black Ops 4は多分売れると思います。流行りのバトルロイヤル形式も取り入れるらしいし。(私は、ベータテストに参加して、面白ければ買おうかと思います。)
今後の予定(個別株以外)
VOOとVTIについては、ポジション縮小は考えていません。今後は米国債券ETFを段階的に買っていこうと考えています。FFレートが2.5%(2018年末?)、3.0%(2019年中?)あたりで大きめの金額を投入していこうかと思っています。
Steamでの通算利用金額の確認方法
これまで「Steam」のゲームやコンテンツ購入に費やした総支払額が確認できる公式アカウントサービスが登場 « doope! 国内外のゲーム情報サイト
上記ニュースの通り、ゲーム配信プラットフォームであるSteamにて、これまでに費やした総支払金額を確認出来るようになりました。
総支払金額の確認手順
「ヘルプ」→「Steamサポート」→「アカウント」→「あなたのSteamアカウントに関連するデータ」→「使用された外部のクレジット」から確認できます。
自分はというと、・・・
およそ1,640ドルでした。
そもそもSteamを利用し始めてどれ位だっけと思い、利用開始時期を調べました。これは、バッジから調査可能です。(他の方法は知らない)
その結果は、以下です。
Steam使い始めて8年近くになるようです。8年間で1,640ドル。思ったよりは使ってないなと思いました。
**2021/10/31に確認したところ、本記事で紹介した「Steamでの通算の利用金額」は確認出来なくなっていました。
その代わり、「Steamでの購入履歴」として、個別アイテム毎の支払金額、支払日時etcを確認可能です。確認の手順が異なるため、下記事で説明しています。
以上
企業型確定拠出年金の商品紹介(三井住友信託銀行)
今回は、三井住友信託銀行(SMTB、なぜか英語では順序逆)が提供している企業型確定拠出年金の商品について確認していきたいと思います。(企業毎に商品ラインナップは異なる可能性あり)
商品の一覧(元本確保型除く)
まずは、どんな商品があるかを表にまとめました。*信託報酬は2017年データ
定期預金、保険商品を除いて、合計10本の商品があります。内パッシブ系が6件、アクティブ系が4件となっています。
信託報酬については、パッシブ系は結構低い水準かと思います。(自分はiDeCoやってないので比較はできませんが。) また、アクティブ系はやはりパッシブ系に比べると信託報酬が高めです。
企業型確定拠出年金の運用割合変更および運用商品預替 - かもねぎの投資ブログ
以前の記事で書いたように、私は現在、外国株式パッシブ系の三井住友DC外国株式インデックスファンドS一本に絞っています。が、運用成績がどのようなものか詳しく確認していなかったので、今回調べてみることにしました。
運用成績
上表で紹介した商品の運用成績データをモーニングスターで確認して表にまとめました。直近9年間(2009年以降)の年次リターンです。
調べてみて意外だったのが、日本株式ファンドの運用成績がここ9年間は結構良かった点、またアクティブ運用の日興年金積立JグロースはTOPIX連動型よりも成績が良い点です。(コスト増分が信託報酬分のみならTOPIX連動型より高いリターン)
私が積立しているMSCI-KOKUSAI(日本を除く先進国株式)連動のファンドもそこそこ成績良いですが、欲を言えば、S&P500連動のファンドを追加してもらいたいところです。三井住友信託銀行さん期待しております。
後、同じ債券でも、日本債券ファンドはローリスク/ローリターン(定期預金よりはマシ)に対し、海外債券ファンドは(FTSE連動)ミドルリターン/ミドルリスクとやや特徴が異なる点に、今回初めて気が付きました。為替の影響が強そうですね。
今後の積立方針
本記事は、自分の積立が現状では100%外国株式ファンドなのは、さすがにリスク高いと思い、債券ファンド(特に外国債券)の運用成績を調べようとしたのがきっかけで、ついでに他も調べてまとめたものです。
*本記事のデータは主にモーニングスターより引用しましたが、転載ミスがあるかもしれませんのでご注意ください。
インターネットつながらない。エラー651編
とある土曜日の朝、ネトゲやろと思い、PCでゲームを立ち上げようとしたら、なんとインターネットに接続できない!!。昨日の夜までは接続できたのにっていう状況に遭遇。初めて遭遇したレアケースだったので記念に書き留めておきます。
(回線はNTTフレッツ光ネクスト、プロバイダは安いとこ利用。)
まず自分でやったこと
(1)ルーターとPC再起動して、再接続。→ダメ。
(2)LANケーブル接続し直して、再度(1)でもダメ。この時、ルーター側のエラーは、「DHCPサーバーもしくはPPPoEサーバーが見つかりません。」
(3)普段は「モデム(NTTからレンタル)⇔ルーター(個人購入)⇔PC」という構成でしたが、ルーターが故障したのかもと思い、「モデム⇔PC」という構成にして、再度(1)でもダメ。
(4)こういう時は、回線の工事かトラブルなんだろうと思い、次の日を待つ。
(5)再度(1)でもやっぱりダメ。エラー内容(Windows)を見ると
「エラー651:モデム(またはほかの接続デバイス)からエラーが返されました。」
とのこと。
これはギブアップだなと思い。フレッツ光のサポートへ電話することに決定。
フレッツ光サポートでの対応
エラー651は、モデムが信号を受けてない状態。また、基地局間?(マンションまで?)の通信は問題ないため、考えられるのは、①モデム故障、②マンションで管理してる大元の端末~部屋までの何処かで異常あり。
①の方が可能性高いということで、NTTから新モデムが送付され、モデム交換して、再度接続したが、同じエラー651。
結局、マンション側の端末を再起動してもらい、回復したというオチでした。
これまでも、何度かインターネットに接続できない状態に遭遇したことはありましたが、ルーター、PC再起動か、しばらく待つと直るケースしか体験した事なかったので、あせりました。
あと、フレッツ光のサポートの方は対応良かったです。説明分かりやすかったです。感謝。
最近読んだ本 "インデックス投資は勝者のゲーム"
今回紹介する本「インデックス投資は勝者のゲーム」の作者ジョン・C・ボーグルは、あのバンガード・グループの創業者です。バンガードETFの保有者として読んでおこうと思い、Amazonでポチりました。
https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/home.htm
インデックス投資は勝者のゲーム──株式市場から確実な利益を得る常識的方法 (ウィザードブックシリーズ Vol.263)
- 作者: ジョン・C・ボーグル,John C. Bogle,長尾慎太郎,藤原玄
- 出版社/メーカー: パンローリング
- 発売日: 2018/05/13
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
バンガード・グループ創業者の本ということで、お堅い文章かと思いきや、このジョン・ボーグルさん、かなり率直な物言いだなというのが、最初の感想でした。また、興味ある内容だったので、サクサクと読み進めることが出来ました。
書かれている内容は、タイトル、作者の経歴からして予想のとおり、インデックス投資がいかに優れてるかということを説明したものとなっています。
読んでいて個人的に気になった点を以下で紹介します。
ETFよりもインデックス投資信託(TIF)を推奨
著者のジョン・ボーグルは、ETFよりもインデックス投資信託を推奨というよりも、ETFには批判的なことを書いていました。これは、ちょっと意外でした。
ジョン・ボーグル曰く、「ETFはTIFをトレーダーのおもちゃに作り変えたものだ。」とのこと。流動性の高いETFってのはトレーダー用だという認識なのでしょう。
米国でのS&P500インデックス投資信託(TIF)の経費率
一番驚いたのがこれでした。なんと、バンガード社のTIFであるバンガード500インデックス・アドミラルは、年間経費率0.04%、購入時手数料 0%だったのです。
そら、同じインデックスに連動するETFとTIFがあって、経費率同じならTIF買いますわ。アメリカうらやましい。日本は、米国株を買える環境があるだけでも運がいいと思うしかないですね。
ロボットアドバイザー
ジョン・ボーグルさんはロボットアドバイザーについて、割と肯定的でした。それはなぜかと言うと、年間手数料が極めて低いから(米国では大体0.25%)でした。ちなみに、私が口座を作ったSBI証券のロボットアドバイザーWealthNavi for SBI証券の手数料は、3,000万円までは1%、3,000万円を超える部分には0.5%です。
やっぱりアメリカうらやましい。
これから10年は株式、債券ともにリターンは低水準
リターン成績は平均回帰するということで、直近10年間は出来過ぎだったのでこれからは悪くなるだろうと主張しています。
具体的には、今後10年間の年間投資リターンは、株式4~6%、債券3.1%程度だろうとジョン・ボーグルさんは予想しています。とりあえず、自分はこれ位を想定して資産運用を続けていきたいと思います。
この本を読んで一番の収穫は、アメリカでの各種手数料の実情を知ることができた点です。日本でも下がってくれることを期待。(残高が増えない限り下がらないでしょうが)
以上です。
最近読んだ本 ”世界のエリート投資家は何を考えているのか”
最近、amazonで”世界のエリート投資家は何を考えているのか”というタイトルの本を買いました。(著者:アンソニー・ロビンズ 、監修:山崎 元、翻訳:鈴木 雅子)
”世界のエリート投資家は何を考えているのか(青本)”と”世界のエリート投資家は何を見て動くのか(赤本)”の2冊類似した本がありましたが、レイ・ダリオのポートフォリオを知ることが出来るということで、青本のみを購入しました。
世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方 (単行本)
- 作者: アンソニー・ロビンズ,山崎元,鈴木雅子
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2017/10/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
この本の著者であるアンソニー・ロビンズは、コーチングという分野(自己啓発系?)で有名な人らしいです。以下は、Youtubeで見つけた動画です。
Why we do what we do | Tony Robbins - YouTube
かなり暑苦しい感じの人で、日本では松岡修造に相当するのではないでしょうか?(多分違う)
で、本の中身はというと、以下のような構成でした。(個人的な解釈を多分に含む)
(1)投資することの意義(動機付け)
まず、人生においてお金は大事という話から始まります。金が無ければ、金に縛られる人生となる。それを避けるには、マネーゲームに勝てばよい。富裕層でない一般人でもそれは可能と説きます。
(2)マネーゲームに勝つためのルール
マネーゲームで勝つには、①元手を準備すること、②複利の力を活かすことが重要。手数料は、この②複利の力を蝕んでいくということを説明してくれます。
(3)具体的な投資手法
投資を始める前に、自分がどれ位の金額を必要としているか把握すべきと説き、その金額を計算する式の提示があります。自分の場合は、8000万円位あれば十分かなと思いました。
更に、大体の人はリスク許容度が高くない(5割の損失が出て平気な人はいない)から、投資する際は損失を少なくコントロールする必要がある。それには資産配分が重要だと説き、具体例としてレイ・ダリオが一般投資家向けにアレンジしたポートフォリオを紹介。(下リンク参照)
All Seasons Portfolio – Portfolio Charts
The Low-Risk “All-Weather” Portfolio
といった本の構成でした。(コーチングと同じような構成なんだと思います。おそらく)
また、この本では、富裕層や無名・著名投資家に加えて著者自身や友人の投資にまつわるエピソードを複数交えた内容となっていました。(ちなみに、著者は若い頃貧乏だったけど、今は相当な金持ち)
個人的には良い本だったと思います。この本を読んで、自分が資産運用を始めたのは間違いでは無かったと再確認でき、自分の投資手法についても考え直す良い機会になったと思います。
2018年5月末の資産配分/株式ポートフォリオ
5月末時点での資産配分
5月の取引内容は、個別株のPCG全売却のみでしたが、米国株式がやや値上がりしたため、株式と現金の比率は大きくは変化しませんでした。
現在、どのタイミングで債券ETF買おうかと現在考え中、6月のFOMC後か、年末か、はたまた来年以降にしようか悩んでます。現金の比率は3割位まで下げていきたいと思ってます。
5月末時点での株式ポートフォリオ
先月からの変化点は、PCGをすべて売却(損切り)した点です。米国株式インデックスETFのVOOとVTIの2銘柄で86%という内訳となっており、ほぼインデックス投資です。個別株はPCGとGEで痛い目にあったので当面新規購入しません。インデックス買い増しのみです。
PG&E(PCG) 2018Q1決算 - かもねぎの投資ブログ
別の話になりますが、最近、投資にまつわる本を2冊読んだ結果、やっぱりインデックス投資だなと思いました。以下の2冊です。機会があれば印象に残った点などを紹介しようと思います。
世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方 (単行本)
インデックス投資は勝者のゲーム──株式市場から確実な利益を得る常識的方法 (ウィザードブックシリーズ Vol.263)
以上