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ネギを背負って投資とゲームする鴨

PG&E(PCG) 2018Q1決算

 PG&E(PCG)の2018 Q1決算発表が5/3にありました。*予想値はYahoo! Finance-Analysisより引用

 EPSは、予想$1.04に対して、実績$0.86(GAAP), $0.91(non-GAAP)でした。

 売上高は、予想$4.25Bに対して、実績$4.06Bでした。

 2018 Q1決算は、良い結果ではありませんでした。決算発表後、株価もさえない動きをしています。

 また、今期の決算資料に目を通して初めて気づいたんですが、2017年の北カリフォルニア山火事以外にも、2015年に発生したButt Fireでも訴訟を抱えているようです。

 Butt Fire案件については、上告予定?で、北カリフォルニア山火事案件は、第一審の審問が今月予定とのことです。

 

 PCGは株価が暴落した(原因は北カリフォルニア山火事訴訟)昨年末にギャンブル枠として購入しましたが、山火事訴訟1件じゃなく、2件も抱えてるとは知りませんでした。事業内容に知見も興味も無いので、痛手を負う前に、一旦売却することにしました。

 

 教訓としては、以下のことを学びました。

  1. 株価が暴落したからといって買い時とは限らない。
  2. 人の言うことを鵜呑みにするべきではない。
  3. 保有株が下落し続けるのを耐えるのは辛い。

 

以上です。

 

インテル 2018Q1決算

 インテル(INTC)の2018 Q1決算発表が4/26にありました。遅くなりましたが、おさらいです。*予想値はYahoo! Financeより引用

 EPSは、予想$0.72に対して、実績$0.87でした。売上高は、$16.1Bで前年同期比+9%でした。PC向けが前年同期比+3%に対して、データーセンター向けが前年同期比+24%という事で、データーセンター向けが好調です。良い決算内容に見えます。

 一方、決算資料中で、10nmプロセスCPUの本格的な販売は2019年に延期との記述がありました。

  これに関連するのだと思いますが、AMDからジム・ケラーというエンジニアを引き抜いたというニュースが最近流れてました。このジム・ケラーという人物は最近AMDが息を吹き返すきっかけとなったRyzenを設計したエンジニアです。ということで、インテルの10nmプロセスCPUに期待して、ホールドです。

ジム・ケラー - Wikipedia

 

 

2018年4月末の資産配分/株式ポートフォリオ

 4月の取引内容

 4月に行った取引は、NISA口座でのVTI購入のみでした。このため、資産配分に大きな変化はありませんが、定期的に記録しておきます。

4月末時点での資産配分

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 4月に入って、株価が若干持ち直したのとVTI買い増しにより、3月と比較して株式比率が上昇しました。とはいえ、超低金利時代の今、現金比率70%超と高く、もう少しリスク資産割合を増やすべきだと考えています。

 ただし、以前書いたように、株式は割高感があると見ているので債券ETFでも買ってみようかと考え中です。

バンガードの米国債券ETFについて調べてみた結果 - かもねぎの投資ブログ

 FOMCで次の利上げを実施する頃にまでどんな資産配分にしていくか考えようと思います。

4月末時点での株式ポートフォリオ

 先月からの変化点は、VTIの割合が上昇した分、VOOの割合が低下した点のみです。

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今後の予定

 2018年第一四半期決算発表を見て、一部銘柄については思うところがあったので5月に個別銘柄の取引を行おうと考えています。

 

バンガードの米国債券ETFについて調べてみた結果

 先日も書いたように、今後の米国株式市場が不安なので、米国債ETFも検討に値するのではないかと思い、調べてみました。

 経費率が低いことで定評のあるバンガード社に絞って調べることにしました。

米国債ETF一覧(バンガード社)

 経費率はバンガード・インベストメンツ・ジャパンのサイトで調べました(4/26時点)。経費率は軒並み低水準で文句ありません。

 タイプとしては、債券ETF(国債社債などのミックス)、社債ETF国債ETF、その他といった構成になってます。

ETFタイプ シンボル 経費率(%)
米国トータル債券 BND 0.05
米国短期債券 BSV 0.07
米国中期債券 BIV 0.07
米国長期債券 BLV 0.07
米国短期社債 VCSH 0.07
米国中期社債 VCIT 0.07
米国長期社債 VCLT 0.07
米国短期国債 VGSH 0.07
米国中期国債 VGIT 0.07
米国長期国債 VGLT 0.07
米国超長期国債 EDV 0.07
米国モーゲージ担保証券 VMBS 0.07
米国短期インフレ連動債 VTIP 0.06

米国債ETFの年間リターン

 肝心のパフォーマンスについては、Yahoo Financeで調べ、下表にまとめました。

 注意点は、全てのETF設定日が2007年以降のため、それ以前のデータが無い、つまり、2008年に発生したリーマンショック以降の低金利期間のデータのみであるという点です。
 共通して言えることは、(1)短期だとリターンが小さく、リスクも小さい。(2)長期だとリターンが大きく、リスクも大きい。という点ですね。

EFT
年間
リターン
米国債ETF 米国社債ETF 米国国債ETF 米国
モーゲージ
担保証券
米国
短期インフレ
連動債
BND BSV BIV BLV VCSH VCIT VCLT VGSH VGIT VGLT EDV VMBS VTIP
2017 3.6% 1.2% 3.8% 10.9% 2.5% 5.5% 12.4% 0.4% 1.6% 8.7% 13.5% 2.4% 0.8%
2016 2.6% 1.4% 2.9% 6.5% 2.6% 5.3% 10.6% 0.8% 1.1% 1.3% 1.5% 1.4% 2.7%
2015 0.4% 0.9% 1.2% 3.4% 1.3% 0.9% 4.6% 0.5% 1.6% 1.4% 4.5% 1.4% 0.2%
2014 6.0% 1.3% 7.0% 19.9% 2.0% 7.5% 16.7% 0.5% 4.2% 25.1% 45.6% 5.8% 1.2%
2013 2.1% 0.2% 3.4% 9.0% 1.4% 1.8% 5.9% 0.3% 2.7% 12.7% 20.9% 1.3% 1.6%
2012 4.0% 2.0% 7.0% 8.5% 5.7% 11.4% 12.3% 0.4% 2.6% 3.5% 3.2% 2.5% N/A
2011 7.7% 3.0% 10.6% 22.2% 2.9% 7.9% 15.9% 1.5% 9.7% 28.9% 55.8% 5.9% N/A
2010 6.5% 4.0% 9.6% 10.4% 5.5% 10.7% 11.2% 2.2% 6.9% 9.4% 10.3% 5.2% N/A
2009 6.0% 4.4% 6.8% 1.8% N/A N/A N/A N/A N/A N/A 36.7% N/A N/A
2008 5.2% 5.5% 5.1% 8.7% N/A N/A N/A N/A N/A N/A 55.4% N/A N/A
2007 N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/A N/

 意外だったのは、米国超長期国債EDVの年間リターンの変動が特に大きかったことです。国債と聞くと安定してるイメージだったのですが、株式並にリターン、リスク共に大きいです。

 ただし、今後、利上げが続く中で米国債ETFのパフォーマンスがどうなるかは保証されませんので悪しからず。

米国株式ETF米国債ETFの年間リターン

 ついでに、米国株式ETFとの比較データも表にしました。

EFT
年間リターン
米国株式ETF 米国債ETF
VTI VOO BND BSV BIV BLV
2017 21.16% 21.78% 3.62% 1.20% 3.80% 10.89%
2016 12.68% 11.93% 2.57% 1.42% 2.86% 6.53%
2015 0.40% 1.35% 0.39% 0.92% 1.23% -3.44%
2014 12.56% 13.63% 5.96% 1.32% 7.00% 19.89%
2013 33.51% 32.33% -2.14% 0.17% -3.44% -9.03%
2012 16.41% 15.98% 4.04% 1.98% 7.02% 8.49%
2011 1.06% 2.09% 7.71% 3.04% 10.62% 22.18%
2010 17.26% N/A 6.51% 4.00% 9.55% 10.38%
2009 28.82% N/A 6.03% 4.44% 6.82% 1.78%
2008 -36.97% N/A 5.18% 5.48% 5.07% 8.70%
2007 5.56% N/A N/A N/A N/A N/A


 ちなみに、現時点で私は米国債ETF保有していません。考え中です。 2008年のリーマンショック時(=利下げ時)に米国債ETFのリターンがプラスです。この点において、米国株式ETF米国債ETFを両方保有しておく意味があるのかなと最近考えています。

2018年4月の取引内容と今後の予定

2018年4月の取引内容

  4月の取引内容としては、今のところ、定期的に実施している一般NISA口座でのVTI買付けのみです。それ以外の取引きは4月中には予定していません。

 保有している個別株のホールド/売却の判断については、決算発表が出揃う5月連休明けに行う予定です。(連休中に暴落してるかも)

今後の予定

 最近、米国株式の雲行が怪しくて、株式の追加購入に乗り気になれず、現金比率は高いままです。普通預金/定期預金じゃ利回り良くないので、多少のリターンを期待して米国債券購入でも検討してみようかと思います。

 ただし、米国の金利上昇=米国債券の価格下落なのでタイミング的にはよろしくなさげ。とりあえず、連休中に米国債ETFでどんな種類があるか、リターンがどの程度かでも調べてみようと思います。

  また、連休中の暇つぶしとして、投資関係の本2冊をAmazonで買ってみたので読んでおきます。積読とならないように、ブログで読むと宣言しておきます。

セイビング・ザ・サン―リップルウッドと新生銀行の誕生

世界のエリート投資家は何を考えているのか: 「黄金のポートフォリオ」のつくり方 (単行本)

 

 

GEの2018 1Q決算

  ゼネラル・エレクトリック(GE)の2018年第1四半期の決算発表がありました。

自分で内容確認してみましたが、素人にっとては決算資料ってのは読みづらいですね。大事そうな値だけ拾ってみて、分かる範囲で下表にまとめました。

f:id:comenegie:20180422095432p:plain

 2017年4Qに比べると、値は良くはなったのかなという感じです。2018年通期予想のAdjusted EPSは$1.00-1.07でした。GEとしては、今後(2018 Q2-Q4)のEPSは良くなると見込んでることになりますが、どうなることやらという感じです。収益率が高い分野は、航空、ヘルスケア部門でした。

 この決算発表後に、GEの株価が少し反発しました。思った程悪くなかったという反応でしょうか。

 保有額も小さいのでギャンブル枠としてホールド予定です。

 

 ちなみに、4/17にサウスウエスト航空のボーイング737型機のエンジンが破損して、乗客1名が死亡する事故がありましたが、エンジンはGEとフランスメーカーの合弁会社製です。

航空各社、サウスウエスト航空の事故と同タイプのエンジンを調査 | ロイター

 本当に大丈夫かな?

 

保有株の決算発表スケジュール(米国株 2018年1Q)

 早いもので既に2018年の1/4を消化してしまいました。今年も残すところ3/4弱です。という訳で、米国株 2018年1Qの決算発表シーズンが到来です。

 私が口座を作ったSBI証券webページで、現在保有中の個別銘柄の決算発表スケジュールを調べました("マーケット"→”経済カレンダー”→”決算発表スケジュール”)。忘れないように表にまとめて記事にしておきます。

ティッカー 企業名 2018 1Q
決算発表日
GE ゼネラル エレクトリック 2018/4/20
PCG PG&E Corporation 2018/5/1
INTC インテル 2018/4/26
ATVI Activision Blizzard 2018/5/3

 今回も、保有銘柄くらいは決算内容を自分の目で確認していく予定です。